不動産買取価格

千葉市中央区の土地価格相場を紹介-令和5年版-

千葉市中央区の土地価格相場について様々な視点から紹介していきます。

不動産を売却しようとする人、新たに住宅購入を検討している人に向けの情報です。

この記事は、2023年発表千葉市中央区の公示地価をもとに公開しています。

千葉市中央区の土地価格相場はいくら?

千葉市中央区の地価平均は、坪単価75万1878円です。前年比で3.30%上昇しています。

過去20年間の千葉市中央区の坪単価の推移を確認してみましょう。

千葉市中央区の過去30年の地価平均価格推移

下の表は、1993年からの千葉県全体の地価平均と千葉市中央区の地価平均一覧です。

年度千葉県平均千葉市中央区上下落率-千葉市中央区
19931,246,3773,199,587
19941,061,2962,433,759-14.89%
1995946,0202,106,522-8.52%
1996817,2791,630,780-14.75%
1997745,0711,284,274-12.58%
1998685,3391,112,817-9.46%
1999604,783944,671-10.58%
2000537,021825,316-10.79%
2001486,625749,957-8.82%
2002459,147755,550-8.78%
2003422,902685,911-8.93%
2004397,207633,283-8.53%
2005384,883605,256-5.56%
2006386,506608,493-0.53%
2007405,296659,0784.70%
2008429,974747,4918.36%
2009412,952703,339-4.40%
2010389,742658,658-4.66%
2011387,557635,111-2.58%
2012378109613,911-2.50%
2013374102600,003-1.60%
2014388,304666,860-0.14%
2015390,364665,4610.12%
2016389,587625,8010.51%
2017388,060619,2461.14%
2018394,992636,1061.71%
2019408,370654,5162.31%
2020422,876688,6642.88%
2021426,625703,0581.47%
2022434,112720,4891.91%
2023454,691751,8783.30%
2023年3月に発表された最新の公示地価データを基に千葉県全体と千葉市中央区の公示地価平均値を算出

土地価格の推移について

千葉市中央区における過去30年間の土地価格は1993年をピークに2006年まで13年連続で下落しています。

1993年に3,199,587円だった、千葉市中央区の平均坪単価は2006年には608,493円まで下落。13年間で約80%下落しています。そして、2013年の600,003円を底にして、そこから上昇し続けている状況です。

2023年現在の千葉市中央区の平均地価は坪単価で751,878円にまで回復しています。

県内における千葉市中央区の土地価格相場の位置付けは?

千葉市中央区の土地価格相場は県内の市区町村と比べてどのような状況なのでしょうか。

様々な条件で比較したランキング形式でご紹介したいと思います。

県内土地価格ランキング

千葉県内における市区町村別、土地価格ランキングTOP10は次の通りです。

順位市区町村坪単価
1位浦安市129.4万円
2位市川市110.9万円
3位中央区75.2万円
4位船橋市74.4万円
5位習志野市69.2万円
6位松戸市63.4万円
7位美浜区59.7万円
8位柏市56.1万円
9位流山市53.2万円
10位稲毛区52.8万円
千葉県市区町村の土地価格ランキング

東京都との県境にあたる「浦安市」と「市川市」は群を抜いて坪単価が高くなっています。しかし、その次に来るのが「千葉市中央区」です。

千葉市中央区は、TOP10にランクインしている地域の中で最も西側に位置しています。

千葉駅から東京駅まで38分、そして始発駅であることも人気の理由です。またJR線3路線が乗り入れている蘇我駅から京葉線の快速で45分とても利便性の高いエリアです。

千葉市中央区の千葉駅、蘇我駅はともにJR線始発駅になります。通勤面を考慮すると、非常に人気の高いエリアです。

他にも、千葉大学のある西千葉駅付近(春日、登戸、松波)は閑静な住宅街として有名です。富裕層も多く暮らしている”憧れのエリア”だと言われています。

県内における千葉市中央区の土地価格相場の上昇率とは?

続いて、市区町村別の土地価格相場の上昇率ランキングを確認してみましょう。東京23区の不動産価格が大きく上昇し続けているのは、紙面やニュースでも報じられている通りです。

東京23区の新築マンション価格、初の1億円超 23年平均

2024年1月25日-日本経済新聞より

そういった視点で見ると千葉県内の土地価格相場上昇率ランキングにも一定の傾向があります。

まずは、下の表をご確認下さい。

順位市区町村坪単価上昇率
1位浦安市129.4万円+8.91%
2位市川市110.9万円+7.82%
3位船橋市74.4万円+5.02%
4位柏市56.1万円+4.38%
5位美浜区59.7万円+3.50%
6位中央区75.2万円+3.30%
7位我孫子市31.4万円+3.07%
8位習志野市69.2万円+2.79%
9位白井市19.0万円+2.58%
10位緑区24.4万円+2.43%
千葉県市区町村の土地価格相場上昇率ランキング

1位から4位の地域は東京都との県境もしくはその隣接する地域になります。これは東京都の不動産価格が上昇した結果です。結果的に隣接する県内の地域(浦安、市川、船橋、柏)に波及したのだろうと推測します。

また、さらに隣接する地域の地価が上昇することで、千葉市内(美浜区、中央区)の地価が上昇します。その結果、ベットタウンである緑区にも波及したのだと推測しています。

東京都の不動産価格については、海外投資家が参入している影響があります。その結果、依然として高い需要で推移することが予想されます。そして、隣接する地域やその周辺地域の土地価格相場についても、影響を受け続けるのではないかと推測します。

千葉市中央区で不動産価格が高い駅はどこ?

住まい探しや不動産購入時に考慮する項目が「最寄り駅」です。

ここでは、千葉市中央区内にある駅の土地価格相場を紹介します。対象は、JR線、私鉄、モノレール全ての駅です。

千葉市中央区の駅別土地価格相場ランキング

こうやって見ると、千葉駅から近い駅が上位を占めていますが、千葉みなと駅の土地価格が低いのは生活をする上での利便性なのではないかと推測します。

今後の開発次第では、更なる価格上昇も期待できるかもしれませんね。

さらに、千葉市中央区の住所別公示地価ランキングもご用意しました。

今不動産は売り時なのか?という疑問にお答えします

千葉市中央区の不動産価格相場は、底値である2013年から上昇し続けています。エリアによっても上昇率にバラつきがありますが、基本的に千葉市中央区の不動産価格相場は、高い状態であるといえます。

ただしこの状態が今後も続くかどうか?という質問に対しては、残念ながら何も断言できません。

一つ言えることは「不動産価格が上がることによって、あなたが支払う固定資産税は高くなる」ということです。

空き家になっている状態の不動産、相続する予定の不動産など、実際に住むこともなく、誰かに貸す予定もない不動産なら、維持管理のためにお金が出ていくということです。それは、見方によっては無駄なことだと思います。それであれば、売却を検討するという選択肢を考慮してもいいのではないでしょうか。

買取査定を依頼して査定金額を見たら、心境の変化が出てくるかもしれません。

地元の不動産買取会社に相談して、遊休不動産の活用方法を相談してみてはいかがでしょうか。

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